小原 孝
おばら たかし TAKASHI OBARA
ピアノ
プロフィール
1960年、神奈川県川崎市生まれ。
父・小原二郎がクラシックギタリストであり、ギター教室を開いていた事から音楽に囲まれた環境で子ども時代を送る。
国立音楽大学附属中学校、国立音楽大学附属高等学校を経て国立音楽大学に進学。国立音楽大学院を首席で修了。
美しい音色を持つ演奏と、ジャンルにとらわれない多彩な演奏活動を特色とする。
ピアノ及び伴奏法を菅野洋子、古代公子、ヨン・ブリック、畑中更予、小林道夫、塚田佳男、ルドルフ・ヤンセン、クリフォード・ベンソン各氏に師事。
全国各地で数多くのソロ・コンサートを開くかたわら、クラシックのジャンルにこだわらず色々なアーティスト達と共演、活動している。
彼の美しい演奏はキャベジンコーワのTVCMでも知られ、ピアノを自由に歌わせることのできるピアニストとして絶大な人気を集めている。
また NHKテレビ、TBSラジオ、テレビ朝日など、数多くの番組に出演している。
これまでに奏楽堂日本歌曲コンクール優秀共演者賞を3度受賞(2002、2005、2006年)。1990年のCDデビュー以来30枚以上のCDをリリース、好評を博す。
エッセイストとしての顔も持ち、音楽雑誌「あんさんぶる」「ムジカノーヴァ」などで連載中。エッセイ集「ねこふんじゃったの国から」がある。
文体は音楽家らしくリズミカルで、品のあるユーモアと深い洞察に満ちている。
音楽活動と並行してチャリティ活動にも息長く取り組み、オリジナルグッズ販売の収益や、コンサート・公式サイト等で呼びかけて集まったカンパを、ユニセフ、がん遺児奨学基金、チャイルドスポンサーシップなどに寄付している。
現在、尚美学園大学客員教授。国立音楽大学講師。(社)全日本ピアノ指導者協会(PTNA)評議員。日本著作権協会正会員。日本演奏連盟会員。日本ギロック協会名誉会員。
2003年より川崎市市民文化大使に就任。作詞、作曲、編曲等ジャンルを問わずに自由に音楽を操るマルチピアニストとして活躍中。