小野 照彦
おの てるひこ TERUHIKO ONO
ベース
プロフィール
1954年9月17日、東京都渋谷区出身。
兄の影響で9歳頃からギターなど楽器に親しみ始め、仲間とグループを作りベースを担当。
高校在学中よりベテランバンドに混じってアルバイトもし始めた。
卒業後ウッドベースに興味を持ち、柴田恒夫氏に実技、荒川康夫氏に理論を習う。
20代はジャズクラブ「After 6」を中心にSir Charles Thompson、Red Richards、
Gene Roders他、沢山のアメリカのピアニストのグループでジャズのスピリットを学ぶ。
30代ではフリーのミュージシャンとなり、様々な活動を開始する。
この頃来日中のScot Humiltonとも共演する。
現在、コンボでは谷口英治6、岩見淳三with Yayoi等、フルバンドでは鈴木正夫とスウィングタイムス、そして菅原洋一、 旗照夫、 しばたはつみ等のサポートとしても活躍。
若手では鈴木重子、小林桂等のステージにも参加。
その他都内ライヴハウスにも出演する傍ら、数々のレコーディング、 ミュージカルの劇伴等にも熟し、音楽のジャンルもクラシック、 タンゴ、カンツォーネにまで興味を持ち、今なお活躍の場を大きく広げようとしている昨今である。
ちなみに、愛用のガスパロ・ダサーロは西暦1600年頃イタリアのベルシアで作られた名器で裏板
のネックに近い部分には聖母マリア像が埋め込まれている。
その音色は深く、優しく聴くもの心を忽ち虜にしてしまう不思議な魅力を持っている。