桑山 哲也
くわやま てつや TETSUYA KUWAYAMA
ボタン・アコーディオン
プロフィール
1972年札幌市生まれ。
アコーディオン奏者であった父、桑山真弓(作曲家,アコーディオニスト)の影響で6歳からアコーディオンを学ぶ。
12歳で第4回全日本アコーディオンコンテストジュニア第1位。14歳の時、フランス屈指のアコーディオン奏者故・デデ・モンマルトル(アドレアン・レジャン)氏に師事。同時にボタン・アコーディオンに転向。15歳で第5回全日本アコーディオンコンテストジュニア2部で1位、総合でも準優勝。
10代から札幌でプロ活動をはじめ、20歳の時上京、シャンソン歌手のライブコンサートのバック・バンドを経て、菅原洋一のツアー・バンドのメンバーとなる。
1996年に初めて渡仏、シャルトル・アコーディオン・フェスティバルへ最年少で出演。フランスの聴衆から暖かく歓迎される。
また、本格派フランス・ミュゼット(アコーディオンを中心としたフランス大衆音楽)のバンド「ビストロ・テンポ」に参加し、「恋人たちのミュゼット」など5枚のアルバムをリリースし、ボタン式アコーディオンを操る最年少アコーディオン奏者として注目される。
1998年7月オーチャードホール、スーパーアコーディオン・コンサートにゲスト出演し、アコーディオンの神様マルセル・アゾーラより絶賛される。シャンソンやタンゴの伴奏で大忙しの日々を送る一方で、1999年にミュゼットやタンゴをカヴァーしたファースト・アルバム「ぼくのミュゼット」を発表。
2000年から本格的なソロ活動をはじめ、情感あふれる表現力と抜きん出たテクニックで多くのファンを獲得。
様々なジャンルのアーティストとの共演、客演、TV、CM、映画等映像作品への参加も数多く、その才能は幅広いジャンルのアーティストから高く評価されている。
桑山の演奏するアコーディオンは、ボタン鍵盤式で、その中でもベルギー配列の楽器であり、この種類のアコーディオンを演奏するのは、現在、日本において桑山哲也ただ一人である。
近年では、海外からの招待アーティストの公演で、ゲストプレイヤー 兼 司会進行も務めるなど、エンターテイメント性あふれるトークでの才能も発揮。妻で女優の藤田朋子と共に、テレビ、ラジオ等メディアにも多数出演し、幅広い層の観客に受け入れられている。また、土曜ワイド劇場の劇版を担当するなど、多岐にわたって活躍の場を広げている。